youth

音楽やら映画やら

少女から聖母へ、YUKI

これを書くか悩みましたが今週は流石にYUKIですかね。アルバムとしてはJOYです。

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最初に正直に言ってしまうとYUKIはあまりアルバムでは聴けてないし、前やられてたjudy and maryの方が好きではあります。

けれど、このYUKIという女性の変化を最近ようやく感じました。

 

僕にとってjudy and maryはどハマりした!というか、定期的にぬるい感じのブームがきて、気づけば聴き続けていたバンドです。

(他にはweezerとかもそうなんですけど。)

 

そして解散後のソロ、YUKIになってからのソロは、小さい頃に見たナルトの最初の映画の主題歌であるhome sweet homeくらいしかハッキリわからなくて、ここ一年くらいでやっとYUKIを聴いている感じです。そのぬるいブームに今いて、最近このjoyというアルバムかベストアルバムを通勤とか移動中にマジでず〜〜っと聞いてます。

 

そこで感じたのが、judy and mary初期にかよわい切ない少女だった人がだんだんとエネルギッシュで快活で弱さを隠している女の子になっていき、ソロになってからはまるで聖母のような優しさを秘めた強い女性になっていく人の変化をとても感じています。歌詞は分かりやすくて

YUKIになってからは人生を思い返しながら作ったような歌詞になっていて、本当に思春期から大人の変化を感じれてYUKIという人生を扱った作品のようでおもしろい。そんな存在ずるいじゃんね、憧れちゃうわ。

 

特に同じような雰囲気の曲で表すならば、

blue tears→クラシック→プリズム

とか本当に変化を感じる。

 

プリズムの歌詞の、

 

私はどこかで間違えたかしら

今はわからない、答えは空の上

 

ってところとかこのYUKIの変化を感じるとすごいグッとくる歌詞だと思います。まあプリズムはこのjoyってアルバムじゃないんですけど…笑

 

シンガーとしてはあの地声の張り上げのパワフルさと切ない歌い方の合わせ、少しハスキーな声と独特な歌い方や音程がすごい魅力的です。

クラシックのサビの張り上げとか半端なくパワフルだし、blue tearsやゲストとして参加してる銀杏boyzの駆け抜けて性春のCメロはマジで儚い少女。

YUKIでは曲こそポップスなんだけど、それらが消化されてなんかもはや聖母なんですよね。儚くも全てを許してくれそうな優しさを秘めてる存在に見えます。

 

いや全然このアルバムの話してねえじゃん、まずい。

joy、home sweet home、wagon

がこのアルバムの中で特に人気曲です。

yukiというポップスを存分に味わえて、スケール感がデカい。壮大な子守唄のように聞こえるんですよね。あとなんというかまだYUKIになってから三枚目のアルバムで変化途中ではあるけど板についてきたというかそんな感じはしますね、謎に偉そうになっちゃった。

あと、サイダーって曲は男性と一緒に歌ってるんですけどマジで最初takuyaにしか聴こえないんだけど、違う方だそうです。本当にびっくりした。

 

 

 

僕が女性だったらきっと真似して憧れていた存在、YUKIの話でした。