二次元とヒップホップ(ピーナッツくん pop yours)
pop yoursの1日目のピーナッツくんの感想です。
pop yours行く話を友人としてたんですけど、行けなくなりまして悲しんでるところで配信されまして見ることが出来ました。
あ、ちなみに3rdアルバムのツアーは当たりまして行けます✌️✌️
結構外れてる人もいたみたいで、
pop yoursの出演やら、ぽんぽこ24vol.6の規模感とか色々含めてめちゃくちゃデカくなっちゃった感。ほんとすごい。
はい、では感想です。
まず以下がセトリ
1.Roomrunner!
2.グミ超うめぇ
3.School Boy (feat.もちひよこ)
4.DUNE!
5.笑うピーナッツくん
6.Unreal Life (feat.市松寿ゞ謡)
7.Expecto patronum!
8.Drippin' Life
まず、6/1に出るアルバムから新曲のRoomrunner!で登場。まだ出てないから分かんないんだけど短めの曲なのか1番だけやってるのかわからんけどめちゃくちゃ掴みとして良い曲だと思う。
タイトルはピーナッツくんが動画で決まった今年の罰ゲームで毎日6000歩生活でルームランナー使って歩いてるってところからきてるんすよね。これめちゃくちゃすごくない??
ヒップホップってリアルを切り取る文化というか、そこにVtuberっていう二次元的存在は噛み合わないしそれで(食わず)嫌いしてる人も多いと思うんだけど、動画でやってることを曲にすることでVtuberのリアルというか、本来噛み合わないものが噛み合っててとても良い。曲もDTM寄りのhyperpop的で、V感とかも出てるし最新だしかっこいいしSEにもなる。神。
からの2曲目、自身のキラーチューンのグミ超うめぇ。説明不要のピーナッツくんと言えば的な曲で拍車をかけます。ピーナッツくんはグミ好きだからそれを曲にしたピーナッツくんの音楽活動の始まりの曲です。ラッパーでいうweedをグミにしてるのめちゃくちゃ良い。サウンドも明るくてピーナッツくんっていうコミカルなアニメのキャラを表してて良いです。リリックも可愛いけど面白くラップもめちゃ上手い。
3曲目、School Boy。この曲はセトリに入ってるのめちゃ意外でした。もちひよこさんfeat.でV感が出てる曲なのでこの舞台でやったのは意外。ライブの動きで言うとリリックの"頭からつま先"の部分でそれ通りに動いててよかった。やっぱライブ経験自体は少ないし、着ぐるみというパフォーマンスしにくいもので動き方みたいなを身につけてってる感じしてアガりました。
その後MCで、
「今日僕はここに面白がられに来たわけでもなく、ちゃんとカマシに来ましたから!」
からのヒップホップガチガチの三曲の流れぶち上がった〜〜〜
まず4曲目、1stからDUNE!
1stはピーナッツくんのアニメのイメージが強めの曲が多いですが、この曲はその中でも結構ヒップホップよりの曲なのでめちゃ良い!なんか可愛いポップ的な曲の三曲からのMCでヒップホップのスイッチが入った感じありましたね。あと裏の映像で非公式MV流れてんの笑った。全身タイツの雑コスプレピーナッツくんが遊んでる映像です。
5曲目、笑うピーナッツくん。
いや〜〜〜これマジで嬉しかった〜〜。
僕この曲でハマったのに、リアタイで見た配信のオナカノナカとか渋谷の有人のライブでやってくれなかったんすよ。だからめちゃ上がった。
この曲、ジャンル的にはDrillってやつでヒップホップのトラップの中のジャンルって感じ。日本で言うとAwitchのGILA GILAとか、ralphとかのやつですね。これをpop yoursでヒップホップ好きな人たちの前でやったのがかなり痺れましたわ。リリックも結構世間に対しての怒り的なロックやパンク的なバイブスを感じて良いんですよね。
間奏のパンチラインであるセリフの、
"オリンピックと運動会は違うだろ?
君が一等賞で僕がビリでも、それは同じレースじゃないんだよ"
のところで、ピーナッツくんがpop yoursに呼ばれたんだよ!って言ってんの超良い。
んで7曲目、Unreal Lifeですね。
これも2ndからで、笑うピーナッツくんとこの曲でめちゃくちゃハマったから最高。hyper pop的であり電脳的であるトラックに結構おもろい譜割や構成、リリックの引用元が遊戯王とかネトフリのクイーンズギャンビットとめちゃくちゃ最高の曲。
MCでアルバムの宣伝した後に残り2曲です。
7曲目、Expecto patronum!
これはVのコンピに入ってる曲で、
タイトルから見てわかる通りハリーポッターの呪文です。
こう生きてく中での祈りとしての魔法の言葉、エクスペクトパトローナムってめちゃ良い。ピーナッツくんの良いところはこのリリックの引用元のキャッチーさですよね。曲としてもみんなで歌える歌モノっぽく、でも可愛いってより悩みみたいな温度感の曲で、この位置でやったの正解すぎる。
そしてラスト、Drippin' Life
まあラストはこれですよね〜〜〜
おそらく本人的にも1番なパンチラインである2verse目のラップ、ここマジでうまいよな〜〜、僕そうです、誰も〜のとこのフロウクソ気持ちいいし、
出る杭がもっと出て黙らず外野、のとこをこの舞台でやるのカマシてますね〜
そのあとの静かなところの、日々が走馬灯で叫んでからのリリックもここでやるのマジずるい。泣きそうになっちゃった。
リアルなヒップホップイベントであるのを意識したセトリ、流れがめちゃよかった。最初の三曲はV感、次の3曲はヒップホップ、最後2曲らはキャッチーさ。人気でカマシてる感のあるsuper chat!をやらないのも、たぶん舞台を選んでのことかな、とわかって良いな。これからも期待です。
新アルバムは何曲かライブでやってる感じだと結構キラキラしてそうなhyperpopっぽい感じかなと思ってます。笑うピーナッツくんとかのロックな路線のマインド曲も好きなのでそう言うのも入ってたらかなり良いけど入ってないんだろうなあとか勝手に予想してます。ともかく楽しみ!
おわり!